アマゾン社は、手の平のスキャンを通じて銀行カードの所有者データを得る支払い端末の開発を行っている。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙が報じた。

同社の計画では、こうした端末は、コーヒー店やファーストフードといった、来客数の多い店舗などに設置が予定される。
新しい製品により、利用者は現金や携帯機器での支払いが不要となり、支払い作業の迅速化をはかることができるようになる。

新聞報道は、このシステムが成功した際には、アマゾン社はユーザーに関するさらに多くの情報を得ることになると指摘する。
プロジェクトは現在、初期段階にあり、手の平とカードとの整合性がどう図られるかについてはまだ明らかではない。
このほかにも、セオリーの強奪者が結んだカードと自身の指紋を結びつけるおそれがあることが危惧されている。

https://cdn1.img.jp.sputniknews.com/images/702/72/7027201.jpg
https://jp.sputniknews.com/science/202001197027207/