【環境】瀬戸内海の玉筋魚(イカナゴ)減少、「栄養塩」不足が主因 科学的に裏付け
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瀬戸内海のイカナゴ減少、「栄養塩」不足が主因 科学的に裏付け
瀬戸内海のイカナゴの減少について、兵庫県水産技術センター(同県明石市)などの研究チームが、「栄養塩」と呼ばれる窒素やリンの減少が主因と突き止めた。栄養塩と水産資源量の関係の科学的解明は世界でもほとんど例がないという。県は研究成果を基に、国による栄養塩の回復や管理を進めるため、瀬戸内海環境保全特別措置法(瀬戸内法)の再改正を求める方針だ。(山路 進)
イカナゴの減少は愛知や三重、福岡など各地で発生。原因として栄養塩減少や水温上昇の可能性が指摘されながら裏付けはなかった。
研究は、県が2019年度までの5年間で進める「豊かな瀬戸内海再生調査事業」の一環。海洋環境などの学識者でつくる県の検討会(委員長=中田喜三郎名城大大学院特任教授)で19年12月、チームの研究者らが発表した。20年3月の最終会合で「イカナゴ減少のシナリオ」としてまとめる。県はその後、瀬戸内法の再改正を国に求めていく。
チームは、同センターが保管するイカナゴの標本や調査データを分析した。年を追うごとにイカナゴの餌の動物プランクトンは減り、胃の内容量も減少。イカナゴは痩せていき、雌1匹当たりの卵の数は約30年で約3割少なくなった。
多くのイカナゴがいた約20年前と現在の違いを解明するため、同センターは海洋調査分析会社「日本海洋生物研究所」(東京)にモデル開発と解析を委託。16、17年の時々刻々の気象や水質、潮流、河川、工場排水、プランクトン量、漁獲位置や量などのデータから、コンピューター上で海域一帯を10秒ごとに再現できる3次元モデルを構築した。
このモデルを用い、陸から流れ込む栄養塩の量と、イカナゴの数や成長などの相関を検証。約20年前の水準の栄養塩を数年間供給すると、明石海峡周辺のイカナゴは3月の漁期に約2倍、産卵場の稚魚も数倍に増えた。一方、海域の栄養塩濃度は環境基準値以下に収まり、汚染することもなかった。
研究を統括する同センター参与の反田実さん(70)は「漁獲量回復への道筋が見えてきた。ただ、下水処理場や工場、農地などから供給される栄養塩は一気には増やせない。漁業活性化に向け、環境の変化も追跡しながら海の栄養環境改善を進めてほしい」と話す。
【瀬戸内海の環境対策】高度成長期に富栄養化によるプランクトン大量発生で赤潮が頻発。1978年の瀬戸内海環境保全特別措置法(瀬戸内法)制定など、環境基準の設定や栄養塩減少策が進み、水質は改善する一方、漁獲量は減少した。議員立法で2015年に同法が改正され、「豊かで美しい海」を目指す政策に転換。同改正法は付則で、栄養塩と水産資源の関係を解明する研究の必要性を指摘し、研究成果に基づいて20年をめどに所要の措置を講ずるとしている。
減少に歯止めがかからない瀬戸内海のイカナゴ。昨年のシンコ(稚魚)漁では、1回の水揚げがわずか1箱だった船も=2019年3月5日、神戸市垂水区平磯3、垂水漁港
https://i.kobe-np.co.jp/news/sougou/202001/img/b_13052561.jpg
https://i.kobe-np.co.jp/news/sougou/202001/img/b_13052560.jpg
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202001/0013052559.shtml
2020/1/22 07:00神戸新聞NEXT >>1
どうせ大阪維新がトリチウム流したら
瀬戸内海の魚は食べられなくなる 水質が良くなりすぎたのか
ちょっと汚いぐらいの方が
魚がとれるようになるのかww しらかわの きよきにうおも すみかねて
もとのにごりの たぬまこいしき >>4
韓国から流れ出てるトリチウムは福島の比ではないけど日本海側で普通に漁してるよ。
健康被害のデータある?
なければ下らんデマ流すなよ。 下水道普及しすぎなせいか
でもたれながしはいやだな >>11
大阪自民は馬鹿しかいなくて何とか自民が勝てるようにする為にはああやらないと駄目なんだろうな
自民支持層の俺でも大阪自民は投票出来んからな
そのぐらい酷い
民主系レベル ∧_∧ 塩が足りないなら撒いてやんよ
( ・ω・)ノ>゚+。:.゚
C□ / ゚。:.゚.:。+゚
/ . |
(ノ ̄∪ >>11
黒潮は流れが速く
日本海の水は直ぐに太平洋と入れ替わる
瀬戸内海の海水は殆ど入れ替わらない
全く環境が違う 人は記憶型と思考型に大別できる
綺麗過ぎるのも問題だよな〜
かといって東京肥溜め湾も問題だよな〜 だた海に養分流すだけじゃ大した効果はなさそうって説どこかで見たがな
他の人の播磨灘の栄養塩の移動とか分布の研究の中で言ってたか
治水工事のダムや護岸で川に流れ出る土砂の流出の減少と干潟の消滅がやっぱり影響大 洗剤の無リン化が進んだ結果だろうな
有機窒素は化学肥料などで増える一方だろうから
リンの減少による寄与が高いと思う イカナゴって水死体を食べるという
海の掃除屋的存在だと聞いたことあるけど 海水にリンやら窒素やらをブチ込んで養殖したらええやん 昔は陸地に土が多かったから雨で海に土の栄養が流れ込んでたんだよ
海を豊かにしようと思ったらまず陸を豊かにしないといけない 82うまれ で 美智子 って なまえ 、、、、、、、、、、、、、、古くさいの ? >>5
東京湾も水質が改善されたら、鱚や手長海老、アサリや蛤が激減してる。 >>29
>>1にプランクトン食性って書いてるのに脳内優先するバカ
シイラでも食ってろ、美味いけど別名シビトクライ(死人喰らい)だ >>29
掃除屋だね
まずアナゴが穴という穴から潜り込んで柔らかい内臓を食い荒らす、
硬い筋肉はカニがチョキチョキと切り刻んで食べる、食べ残しをつつくのがイカナゴなどの小魚、骨についた肉を掃除するのが巻貝。 >>4
情けないやつやな。トリチウムの濃度がどれだけ薄いか?
今日の雨の降り始め、大阪の放射線ものすごく高くなったぞ。
そんなことより、大阪の魚はのんびりしていてアジの味も大味。
大きなサメでも放流して追いかけまわした方がええんとちゃうかな。府下だけに 河川の護岸工事が完璧だから、
大雨降った時ぐらいしか川から養分流れ込まないからなぁ。
晴れの時は下水排出に養分多めに入れたほうが良いかもね。 だから「乱獲が原因じゃない、俺らのせいじゃない」と漁師の言い分を作ってるだけ
それと研究費の捻出目的もあるかもだ イカナゴの漢字って一生忘れないくらいのインパクトがあるな 瀬戸内規制も撤廃に向かうのか…良かれと思っても人間のやる事なんて自然界ではね… 山が荒廃しているせいだろう
山が豊かだと川を通じて海に栄養が送られ海が豊かになる >>49
これ
要は環境省が無能過ぎなんだよな
進次郎は親父の真似して環境省をぶっ壊せや >>35
真珠の貝(アコヤガイと近い種のヒオウギガイ)も原因不明でスカスカになったってたよ
確か瀬戸内海の方 三重はどうだったかなぁ(-ω- ?) >>17
入れ替わって無いなら色々溜まっとらんとおかしいやろ
この栄養塩とか、重金属類とか、それこそ原爆由来の放射性物質とか >>30
昔とおんなじバキュームカーの中身撒けば良いんよ
牡蠣筏の周りはプランクトン増やすのにそうしとった いまだに赤潮発生してるのはどう説明する
富栄養化によるプランクトンの異常な繁殖だろうが >>52 >>66
伊勢湾でも獲れないのだったら
水質じゃなくて乱獲が原因だな
日本全国で発生してる貝毒が
(これは本当に水質がよくなったことが原因)
東京湾と伊勢湾だけ発生してないからな >>69
伊勢湾だと漁獲量が乱高下するのが知られているので、伊勢湾ではリン分とはほぼ無関係の結論しか出ない
欲を出しすぎて底引きで根こそぎ持ってってるだけだろ 瀬戸内海は塩分濃度が元々少し低いんだよな
特に岡山県辺り うなぎが居なくなったのは絶対河川護岸工事
工事の仕事してる俺が言うんだから間違いない 内海なので公害とか関係なくもともと土砂で濁り気味だったらしい
流れの遅い淀んだ川みたいなもの
今は流れの速い一級河川みたいなものだから回遊魚はともかく根付きの魚にとっては最悪らしいね >>42
沿岸部には何テンポも遅れるような海域がいくつもあるぞ >>5
白河の〜ではないが多少汚い方が経済なり物事がスムーズに進むと言う事だと思う。 昔は河川の護岸もダムもなかったから栄養混じった泥水が海に定常的に流れ込んでたが今は洪水の時だけだ
これも一因ではないか
カキ養殖業者が山に植林する理屈 >>1
嘘っぽいな。
乱獲と砂の取りすぎが主因だと思うけどな。 >>62
汚染は魚を食べた人間が美味しくいただいているw 環境破壊が原因
イカナゴの産卵と夏眠の場である海砂を取りまくったうえに、ダムと砂防ダムだらけで山からの砂の補給が完全に絶たれたため
これに温暖化がとどめを刺した ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています