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北九州市八幡西区の百貨店「井筒屋黒崎店」が入居するビルを運営する「メイト黒崎」(同区)が24日、
東京地裁に同日付で破産を申し立て、財産の保全管理命令を受けたと発表した。
同じビル内の専門店街「クロサキメイト」は4月末に閉店する。井筒屋は「突然の発表に驚いている。
今後の運営については詳細を把握した上で判断する」としている。

井筒屋は2018年7月、店舗網再編の一環として売り上げ不振だった黒崎店の閉店を発表。
直後に周辺の「買い物難民」の増加を懸念した北九州市の要望を受け、営業フロアを半分以下に縮小して
19年8月から再スタートしていた。契約期間は22年5月まで。

メイト黒崎は地元財界や北九州市が出資。ビルは8階建てで、西側の一部に井筒屋黒崎店、
東側に専門店街が入居している。