給水場所設置の普及目指す会議

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20200126/8030005703.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

ペットボトルなどの使い捨て容器の代わりに、水筒に給水できる場所の設置を進めている団体の
全国会議が、高松市で開かれ、うどん店を活用した先進的な取り組みなどが報告されました。

この会議は、プラスチックごみの削減が世界的な課題となる中、各地の環境保護団体が集まって
高松市で初めて開いたもので、20人余りが参加しました。
この中で、東京を拠点に活動している瀬口亮子さんは、国内では、ペットボトルの生産量が
平成28年までの20年間でおよそ5倍増加したことを挙げ、背景には、
500ミリリットルのペットボトルの普及があると説明しました。

そのうえで、小型のペットボトルに入った飲料水は、輸送で燃料を消費するため
二酸化炭素の排出量が水道水と比べて数十倍も違うと指摘し、地球温暖化防止のためにも
水道水を利用する給水スポットが重要だとと訴えました。

このあと紹介された各地の取り組みのうち、高松市の団体はうどん店に協力を得て、
給水機を給水スポットとして設置した事例を紹介しました。
香川県内には、うどん店を中心に79か所の給水スポットが設置され、全国的にも進んでいます。

瀬口さんは「猛暑が予想される東京オリンピックを機に給水スポットのPRを考え、方針を固めました。
環境に優しい取り組みなので全国の自治体にも広げていきたい」と話していました。

01/26 17:36