2020年2月7日 10時51分
読売新聞オンライン

 大阪府寝屋川市の民家で2017年、住人の柿元愛里さん(当時33歳)が監禁され、やせ細って死亡した事件で、保護責任者遺棄致死と監禁の両罪に問われた父親の泰孝(57)、母親の由加里(55)両被告の裁判員裁判の初公判が7日、大阪地裁であった。

 2人は「監禁するつもりはなかった。命が危険な状態とは思いも寄らなかった」と無罪を主張した。

 起訴状では、2人は07年3月、当時の自宅内の小部屋に愛里さんを入れ、施錠してカメラで監視するなどして監禁。17年12月、急激に衰えたのに医師に受診させず、全裸で生活させ、同月18日頃、栄養不足で凍死させたとしている。

https://news.livedoor.com/lite/article_detail/17781373/
https://youtube.com/watch?v=2JaiKsvg1Ts