0001夜行列車 ★
2020/02/11(火) 03:03:44.44ID:Qkunqgpc9■ 母親にされるがままの中学生に見える少年 思わず声をかけるも…
SNSで話題に上がり、度々議論を呼んでいる「混浴OKな子どもの年齢はいくつ?」問題。小学校低学年までならOK、小学校を卒業するまではOK、いや、中学生だったとしても、子どもが親と入りたがればOKでしょ? と、ネット上ではさまざまな意見が飛び交っています。では、何歳まで混浴をさせてOKなのでしょうか。訪日中国人の半数近くも気にしているという、温泉や銭湯でのマナー。外国人観光客受け入れ拡大が進む中、改めて考えてみたいと思います。
◇ ◇ ◇
とある温泉施設に筆者が出かけた時のことです。女湯には10人ほどの先客がいて、それぞれに温泉を楽しんでいました。そこに現れたのは、母親と2人の息子たちという親子3人。その姿を見るなり、浴場にいた人は皆、思わず絶句してしまいました。
なぜなら、2人の子どものうちの1人が、身長が140センチ以上の、明らかに中学生にはなっているであろう少年だったからなのです!
母親の方は、そうした周囲の空気を気にかけることもなく、息子たちとともに、身体も洗わずに浴槽へ。さらには、浴槽の片隅にあるお湯が流れ出る湯口の前に向かい、流れ出たばかりのお湯で、子どもたちの顔や身体を洗い始めたのです。
「ああ……。公衆とか気にしない人なんだ……」
そんな空気が浴室内に流れ、高齢の女性たちは、見たくないものを見てしまった……という表情で浴室を後にしていました。
どう見ても中学生らしき息子の方を注目すると、母親のなすがままにされ無表情な状態。もう1人、小学校中学年くらいの男の子も、母親の言うなりに顔を洗われています。
ここでさすがにイライラが爆発し、母親に対して「湯船で顔を洗うのはやめてください」と注意をしました。すると母親は、怒るでもなく、反省するでもなく、無表情でこちらを見つめるのみ。
そこで「お子さんの年齢はいくつですか?」と聞こうとしたのですが、母親は無言で浴槽から出て、そのまま脱衣所へ。中学生の男の子はさすがにびっくりしたような顔でこちらを見ていましたが、慌てたようにもう1人の弟らしき子と母親を追って出て行きました。
■ 自治体ごとに定められた混浴可能年齢
子どもから大人の身体へと変化し、生殖能力を持つようになることを「第二次性徴」と呼びます。この第二次性徴が現れるのは、個人差はありますが一般的に男子が11歳頃から、女子が9歳頃からと言われています。こうしたことから厚生労働省により「おおむね10歳以上の男女を混浴させないこと」という衛生等管理要領が指定されています。また、各都道府県では条例を設け、混浴可能な年齢を決定しているのですが、実はあまり知られていないのが現状です。
東京都では、「10歳以上の男女を混浴させないこと」という規定があります。つまり、9歳までであれば混浴してもOKということ。小学校3年生まではOKだけど4年生はNGくらいにとらえておくといいでしょう。
ちなみにこうした規定年齢が最も低いとされているのは京都府で、「6歳」までとされています。すぐ隣の大阪府にはこのような規制はありませんが、大阪府公衆浴場組合により年齢制限が指定されていて、小学生以上の児童はそれぞれ、男児は男湯、女児は女湯に入るよう指示がなされています。
実は近年、京都府のように、「混浴は未就学児童まで」という見解が増えてきているのですが、その理由として挙げられるのが「性犯罪の低年齢化が顕著になってきている」という大変悲しい現実です。
筆者は過去にティーン向けの雑誌を作っていたことがあり、「性的な行為を何歳頃からしていたか?」という質問を、読者やモデルたちに投げかけたことがあります。驚いたことに、早い子は9歳、10歳頃から、すでに異性との性的交渉を持っていることを知りました。情報過多な時代にあって、性的な行為が低年齢化するのは致し方ないことなのかもしれませんが、性犯罪につながるとなれば、あまり早い段階で性に興味を持つのは考えものだなと感じたものです。
母親・父親から見たら、自分の息子や娘はいつまでも幼い子どもであり、庇護すべき愛らしい存在かもしれません。
しかし、自分の娘や息子を、そうした性犯罪から遠ざけるため、また、性犯罪を起こすような人間へと成長させないためにも、公衆浴場は改めて教育方針を考える良いきっかけになります。