https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200212/k10012281621000.html


スーパーなどレジ袋 有料化広がる 義務化を前に
2020年2月12日 6時49分環境

レジ袋の有料化がことし7月から全国の小売店で義務づけられるのに先立って、食品スーパーやドラッグストアなどではことし4月からの有料化を決める動きが相次いでいます。

このうち、流通大手のイオンは食品スーパーのマルエツやドラッグストアのウエルシア、それにコンビニのミニストップなどで4月からレジ袋を有料化します。

マルエツは大きいサイズを1枚3円、弁当用を1枚2円で販売することにしています。

イオンではすでに有料化している総合スーパーなどを加えると、グループのおよそ8000店舗でレジ袋が有料になります。

また首都圏を中心に展開するドラッグストアのトモズは4月からプラスチック製の袋に加えて、マイバッグの利用を促すため紙製の袋も有料にします。

さらに、大手デパートの高島屋は主に食品売り場で使っているプラスチック製のレジ袋に加え、紙製の手提げ袋を環境負荷の低い素材に切り替えたうえで、4月から有料にします。

スーパーなどで作る日本チェーンストア協会によりますと、去年3月末時点で会員企業の55%余りにあたる32社がすでにレジ袋を有料化していて、7月からの義務化を前に有料化の動きがさらに進みそうです。