【ワシントン=塩原永久】ムニューシン米財務長官は12日、上院の公聴会で「新型コロナウイルスによる(米景気への)影響が今年を超えることはないと想定している」と述べた。米国に影響が及ぶ可能性を排除しなかったが、打撃は一時的だとの認識を示した。

 ムニューシン氏は米予算教書に関する上院財政委員会で証言。感染拡大が米経済成長率を下押しする可能性を質問され、影響が長期化する恐れを否定した。

 同教書は2020年、21年の米実質経済成長率をそれぞれ2・8%、3・1%と高めの予測を示した。

2020.2.13 08:31
https://www.sankei.com/economy/news/200213/ecn2002130025-n1.html