★土日政治
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性暴力 刑法の要件見直し検討へ 自民・女性議員グループ

性暴力をめぐる裁判で無罪判決が相次いだことから、自民党の女性議員グループは、刑法の要件が厳しすぎるとして、見直しに向けて検討を始めることになりました。

性暴力をめぐる裁判では、無罪判決が相次いだことをきっかけに、被害者や支援者による抗議活動が続いています。

自民党の有志の女性議員で作る議員連盟は、刑法の要件が厳しすぎるとして、週内にも勉強会を開いて、見直しに向けて検討を始めることになりました。

議員連盟では、要件の問題点を洗い出して議論するほか、現在は13歳未満となっている、被害者の同意の有無を問わずに犯罪が成立する年齢の引き上げや時効の延長なども検討する方針です。

議員連盟の共同代表を務める稲田幹事長代行は「今の刑法はあまりにも要件が厳しく、性犯罪から女性を守る法律としては課題が多いので、女性ならではの検討を進めたい」と話しています。

議員連盟では、具体的な検討を進めたうえで、法務省に見直しを提言したい考えです。

2020年2月16日 12時53分 NHK