23日に兵庫県姫路市で開かれる「世界遺産姫路城マラソン」の実行委員会は、消毒液の設置やスタッフへのマスク配布などの感染予防策を講じた上で、現時点では、当初のプログラムを大幅変更せずに開催する方向で準備を進めている。中国在住の参加者15人に対しては、渡航制限などを踏まえ、参加できなかった場合も来年の大会に無料で出られるとメールで伝えたという。

 事務局によると、公式サイトでの予防策の呼び掛け▽各会場への消毒液の設置▽スタッフへのマスクの配布−などの対応を既に決定。東京マラソンが一般参加を取りやめたのを受け、改めて予防策の充実などを検討するとしている。(小川 晶)

2020/2/17 20:35
https://www.kobe-np.co.jp/news/sports/202002/0013124301.shtml