奈良市は17日、市役所の執務室で同僚にバケツで水を浴びせたなどとして、河川耕地課の男性職員(52)を停職6カ月の懲戒処分とした。市の調査に「課内の視線が冷たく、うっぷんを晴らすためバケツを事前に準備していた」などと話しているという。

 市によると職員は2019年8月、座っていた同僚の20代男性職員の背後から頭越しにバケツで水を浴びせかけた。他にも職場の壁を殴って穴をあけたり、無断欠勤を繰り返したりしていたという。

 また、同市の近鉄奈良駅構内で線路を飛び越えてホームを移ろうとした動画がインターネット上に拡散した道路建設課の男性職員(30)について、減給10分の1(6カ月)とした。処分はいずれも17日付。【姜弘修】

最終更新 2月18日 13時25分
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