2月18日朝、横浜市の相鉄線瀬谷駅で発生した人身事故の動画がTwitterで広く拡散されてしまった。
報道によれば、電車にはねられて死亡したのは県内に住む高校2年生の女子生徒で、警察は自殺の可能性が高いとみているという。

ホームのベンチには、スマートフォンが動画を撮影している状態で置かれていた。亡くなった女子高生は、自身が電車に飛び込む瞬間を撮影した動画をTwitterアカウント上に投稿していたのだ。

彼女のツイートには<自殺配信>という文字が残されており、ライブ配信機能を利用してアップされたものとみられる。身を投げる瞬間を収めた動画は、野次馬的な第三者の引用リツイート等を介して瞬く間に拡散。
タイムラインに流れてきた動画を意図せず見てしまいショックを受けたユーザーもいたようだ。

動画は同日正午時点でおよそ50万以上もの再生回数となっていたが、Twitterルールに違反する投稿であるとして現在は削除されている。

しかし亡くなった女子高生のツイートのリプライ欄には<迷惑><勝手に死んでろ>などといったむごいコメントが相次いでおり、リプライそのものが閲覧注意と言える内容だ。

“衝撃映像”“グロ画像”は拡散しやすい

人が亡くなる瞬間の動画や画像が、“衝撃映像”“グロ画像”などとしてインターネット上で拡散される例は後を絶たない。
幸いにして被害者は生還したものの、昨年、新宿区のマンションでホストを刺した女性が血まみれで喫煙する様子を収めた写真はまるで創作コンテンツかのように気軽なノリで広く拡散されたと言える。

今年1月6日、新宿駅南口の歩道橋で30代の男性が首を吊って自殺を図るという事件が発生した際も、その場に居合わせた人々がスマートフォン等で男性を撮影し、相次いでTwitterに投稿していた。

昨年10月にJR新宿駅で発生した人身事故でも、ブルーシートのすき間からスマホを差し込み遺体の撮影行為に及ぶ野次馬が複数おり、駅員が「お客さまのモラルに問います。
スマホでの撮影はご遠慮ください」と構内アナウンスで呼びかける始末だった。

事件・事故現場の様子を撮影した動画や画像がネットにアップされる流れは、スマホやSNSの普及によってすっかり定着してしまったようだ。
“衝撃映像”“グロ画像”と煽られコンテンツ化したそれは、そこに写された誰かの尊厳を徹底的に破壊するものといえるが、その程度のモラル共有さえ私たちの社会では困難なのかもしれない。

なお、こうした投稿の温床となりがちなTwitterでは、検索窓に「自殺」等と打ち込んだり「自殺」のワードがついたハッシュタグをクリックすると、
「東京都自殺防止センター」等の専門のパートナー団体への案内が表示されるようになっている(表示先は地域などによって異なる)。

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2020.02.18

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