新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船での対応について、加藤厚生労働大臣は、整理されていない点が残っているとして、今後、検証する考えを重ねて示しました。

この中で、加藤厚生労働大臣は、横浜港に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」について、「イギリス籍の船で、船主はアメリカだが、日本に寄港した際に問題が生じた。
基本的には、船長が現場を統括するが、誰が管轄権を強く持っているのか、必ずしも整理されていない」と述べました。

そのうえで「こうした事態が今後生じた時にどう対応するべきか、日ごろから、どういう備えをしておくべきか、様々な課題がある」と述べ、クルーズ船での対応を今後検証する考えを重ねて示しました。

2020年2月20日 22時00分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200220/k10012294491000.html