https://www.bbc.com/japanese/51582767

ニューヨークの美大、「明らかに人種差別的」なアクセサリーで謝罪
2020年02月21日

トム・ガーケン、BBCニュース(ワシントン)


米ニューヨーク州立ファッション工科大学(FIT)は20日、学生によるファッションショーが人種差別的だったとして謝罪した。

マンハッタンで2月7日に行われたこのショーでは、モデルが耳と唇、毛深い眉を模したアクセサリーを装着するよう求められた。

この時参加していたアフリカ系アメリカ人のモデルが、これらの「明らかに人種差別的」なアクセサリーの着用を拒否したと公表したことから、インターネット上で批判が高まっていた。

FITのジョイス・F・ブラウン学長は声明で、「デザインやアクセサリー、ショーの方向性などは元々、人種に関して何か主張をするものではなかったようだ」と説明。
「しかし今は、その結果どうなったのかが余りにはっきりしている。その点について、ショーの参加者、学生、これを見て傷ついた人たちに謝罪します」と述べた。


最初に声をあげたのは、このファッションショーに参加したモデルのエイミー・ルフェヴルさん。
ニューヨーク・ポストの取材でルフェヴルさんは、問題となったアクセサリーをつけるのは不快だとショーのスタッフに訴えたものの、「45秒間だけ不快に感じても問題ない」と返されたと話した。
(リンク先に続きあり)


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