北九州市のガソリンスタンドで去年9月、3歳の男の子にスプレーを噴射し目にけがをさせたとして、警察は25日、33歳の店員の男を傷害の疑いで逮捕しました。逮捕されたのは、北九州市八幡西区のガソリンスタンドに勤務する池永裕太容疑者(33)です。

警察によりますと、池永容疑者は去年9月、洗車に訪れた家族のうち3歳の男の子の顔に、エタノールを含むスプレーを噴射して、両目に急性結膜炎などの軽いけがをさせた疑いが持たれています。

男の子の症状に気付いた母親が、警察に被害を申告しました。池永容疑者は、スプレーを使って車体の汚れを落とす作業をしていたということです。

警察は、目撃者の証言や防犯カメラの映像などから、池永容疑者がわざと男の子にスプレーを噴射したと判断し、25日に逮捕しました。

警察の調べに対し、池永容疑者は「車にスプレーを吹き掛けたが、人には掛けていない」と容疑を否認しているということです。

警察は、当時の詳しい状況や動機について調べています。

2/26(水) 1:15配信
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