アビガンは、新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスのような「RNAウイルス」の増殖を抑える効果が期待されている。
加藤氏によると、ほとんどの人が免疫を持たない新型インフルエンザの発生に備えて約200万人分が備蓄されている。

 ただし、動物実験で胎児に奇形が出る可能性が指摘されており、妊婦や妊娠している可能性のある女性は対象外。

 加藤氏は22日午前のテレビ番組で「これまでのインフルエンザなどに活用した薬で、使えるものがあるのではないかという話も海外から入ってきている。できることはやる」と述べていた。

https://www.sankei.com/life/news/200222/lif2002220056-n1.html