新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、安倍晋三首相が打ち出した臨時休校要請。

 「見切り発車」の方針に、学校だけでなく、医療現場でも混乱が広がっている。子どもの世話のため看護師らが出勤できず、診療を縮小する病院も出てきた。

 小中学校が27日から休校になった北海道帯広市の帯広厚生病院(病床数651)は28日、外来の診療を一部縮小した。予約のある人や救急患者は受け入れるが、原則、予約のない外来患者の診療はしない。1日に1500〜1600人を診てきたが、制限で200人ほど少なくなる見込み。制限は休校措置が続く間という。


 病院は、十勝地域で唯一の新型コロナウイルスに感染した患者に対応できる感染症指定医療機関。看護師ら約700人の医療スタッフのうち、2割を超す約170人が小中学生の子を持つ。その多くが出勤できなくなる可能性があるため、看護師を再配置することにしたという。帯広市では28日から学童保育も休止になり、小学生低学年などを持つ看護師らが、子どもの世話などのために出勤できない事態となっていた。

 病院の総務課の担当者は「できる限りの中で看護師の態勢を整え、地域の中核病院としての医療体制を維持した。差し支えのない方は、なるべく受診を控えていただけるよう、ご理解いただきたい」としている。
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