新型コロナウイルスの感染拡大で、大人数の宴席や会合の自粛ムードが広がっている。3月の送別会シーズンを前に、キャンセルしたり、予約を控えたりする動きが出ており、かき入れ時の飲食店は「頭が痛い」と嘆いている。

岡山市北区の会社員男性(27)は、約20人が集まる職場の送別会の幹事。
宴会の自粛が相次いでいるのが心配になり、上司に相談したところ、予定通り3月中旬に居酒屋で開くことになった。
一方で、出席を呼びかける際には「自由参加」を強調した。岡山県内で感染者が確認されれば開催を再検討するといい、
「キャンセルは店に迷惑になるし、キャンセル料の負担も気になる。送別会まで中止を検討しないといけないなんて」と気をもんでいる。

政府は専門家会議の見解を踏まえ、「手が届くくらいの近さ」で多くの人が会話する環境を避けるよう求めている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200229-00000016-asahi-soci
2/29(土) 9:57配信