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あすスーパーチューズデー 米大統領選民主党候補者選びヤマ場
2020年3月2日 5時43分米大統領選

アメリカ大統領選挙に向けた野党・民主党の候補者選びは日本時間の3日夜、全米14の州で予備選挙が一斉に行われる、大きなヤマ場のスーパーチューズデーを迎えます。序盤で最有力候補に躍り出た左派のサンダース上院議員が抜け出すのか、また、バイデン前副大統領をはじめ中道派の候補のうち、誰が支持を集めるかが焦点です。

アメリカ大統領選挙に向けた民主党の候補者選びは3日、日本時間の3日夜から4日にかけて全米14の州で予備選挙が一斉に行われるスーパーチューズデーを迎えます。

過去にはこのスーパーチューズデーで候補者が事実上、絞り込まれることも多く、全米の高い関心を集めています。

今回は全米で最も人口の多い、西部カリフォルニア州の予備選挙も含まれ、この日一日で大統領候補を選ぶ代議員のうち、およそ3分の1が決まります。

候補者選びでは序盤で勢いを見せ、最有力候補に躍り出た左派のサンダース氏が、事前の世論調査ではカリフォルニア州や南部テキサス州といった重要州でリードしていて、スーパーチューズデーでも勢いを保ち、抜け出すかが最大の焦点です。

また中道派のバイデン前副大統領が直前の南部サウスカロライナ州の予備選挙で圧勝してはずみをつけ、巻き返しを図っているほか、ブルームバーグ前ニューヨーク市長がスーパーチューズデーから本格的に参戦します。

このため序盤で躍進したブティジェッジ・前サウスベンド市長や、クロブシャー上院議員も含めた中道派の本命候補争いが激しくなることが予想され、このうち誰が支持を集めるかも焦点となっています。