ブラジルの最大都市サンパウロの空港で、99匹もの生きたカブトムシを無許可で国外へ持ち出そうとした日本人の男が、ブラジル警察に逮捕されました。

サンパウロのグアルリョス空港で先月29日、タイ・バンコク行きの飛行機に搭乗しようとしていた20代の日本人の男のスーツケースから99匹のブラジル産のカブトムシが見つかりました。カブトムシは生きたままプラスチック製の容器に1匹ずつ入れられていて、男は環境保護に関する法律違反の疑いでブラジル連邦警察に現行犯逮捕されました。

警察の取り調べに対し、男は「自分のコレクションのためで500ドル(=日本円でおよそ5万4000円)で購入した」と供述しているということです。男は釈放されましたが、パスポートが押収されており、裁判所に出廷するとみられます。

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3919464.html