東京オリンピックの聖火リレーについて、大会組織委員会は2日、観客がリレーの動画をソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に投稿できないとした見解は誤りだったと発表した。

 組織委は2月28日、IOC(国際オリンピック委員会)の見解として「聖火リレーはIOCの知的財産。放映権としてテレビ局に販売しており、個人は動画を投稿できない」と説明していた。

 これに対し、IOCは組織委を通じて「(組織委が伝えた見解は)正確ではない。商用・販促利用を除き、IOCは聖火リレーを個人使用の目的で撮影し共有することを積極的に推進している」とコメントした。【田原和宏】

毎日新聞 2020年3月2日 18時51分(最終更新 3月2日 18時51分)
https://mainichi.jp/articles/20200302/k00/00m/050/238000c