去年、大阪・ミナミのカジノ店に強盗に入り従業員らを拳銃で撃ったとされる男の裁判員裁判で大阪地方裁判所は男に懲役28年の判決を言い渡しました。

韓国籍の井川こと姜眞一被告(35)は、去年3月、大阪市中央区のインターネットカジノ店で、金品を奪うために従業員と客の2人を拳銃で撃った強盗殺人未遂の罪などに問われています従業員の男性は、意識不明の重体、客の男性は全治2か月の重傷を負いました。

これまでの裁判で姜被告は「殺意は無かった」などと起訴内容を否認していましたが大阪地裁はきのう、「頭や腹などに向けて至近距離から発砲している」と指摘し殺意を認定しました。

そのうえで、「金品を得るために他人の生命を顧みない態度は厳しい非難にあたる」として姜被告に懲役28年を言い渡しました。

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