新型コロナウイルスの感染拡大を受け、鈴木直道知事が出した2月29日と3月1日の外出自粛要請の影響で、札幌圏と新千歳空港を結ぶ快速エアポートの輸送人員が前年同期比で約50％減となるなど、JR北海道の各線に大きな影響が出た。6日に発表したJR北の綿貫泰之常務によると、北海道新幹線が約65％減、在来線の特急列車が約70％減。

　2月全体では北海道新幹線が16％減、特急列車が27％減、快速エアポートが12％減。新型コロナウイルスの影響を考慮し、JR北は今後の減便を検討しているが、綿貫常務は「3月14日のダイヤ改正前の実施は難しい」とした上で「減便はそれほど大きなコスト削減にはつながらない」との見解を示した。JR札幌駅など駅構内の喫煙所閉鎖も検討する。【真貝恒平】

3/6(金) 17:43配信
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