警察署で保護した男性を全裸にさせるなどしたとして、特別公務員暴行陵虐罪に問われた千葉県警流山署の元留置管理課長、横山晴雄被告(57)=依願退職=の判決公判が17日、千葉地裁で開かれ、朝倉静香裁判官は懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)を言い渡した。

 判決で朝倉裁判官は、男性を裸にさせた行為について「被害者の名誉や羞恥心を害した」と指摘。「警察に対する国民の信頼を損なった」と非難した。

 判決によると、横山被告は同署で当直をしていた昨年4月13日、立て続けにトラブルを起こし、相次いで通報されていた男性の身柄を拘束するか措置入院させようとして、同署のロビーで挑発して男性を裸にさせるなどした。

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