新型コロナウイルスの影響を受けて、冷え込むニッポン経済。そんな中「巣ごもり消費」で、冷凍食品やお米、レトルトカレーなどの売り上げが大幅アップ!(2月27日から3月11日対前年比・KSP-POS(食品SM)より)

 しかし、伸びているものは食品だけではなく、家電量販店にもあるそうで…。

ビックカメラ なんば店の担当者:

※中略

■ホテルはキャンセル相次ぐものの…“併設施設”が賑わう

 次にやって来たのは、兵庫県南あわじ市の『休暇村南淡路』。家族連れなどに絶景とビュッフェが人気の宿泊施設が今、ピンチを迎えています。

休暇村南淡路の副支配人:
「宿泊に関してはほぼ4割減、日帰りにあたっては、会食、宴会の予約などもかなり減りまして、9割減という状況になってきてます」

 前の年の同じ月と比べ、5割も売り上げが下がったというこちらの宿泊施設。ホテル利用のキャンセルが相次ぐ中、併設されたある施設に予約が殺到しているんです。

薄田ジュリアキャスター:
「あっ!ありました。テントが並んでいます。海沿いのところや、手前にはドーム型テントも。平日にも関わらず親子連れで大変賑わっています」

 そう、キャンプ場です。

兵庫・西宮市から小学生の女の子:
「楽しい!ずっと外に出られてなかったから、外の空気を吸って楽しい」

 このキャンプ場では、通常は2割ほどしか埋まらないという平日の予約が、学校が休みになった3月初めからは、およそ8割が埋まるという盛況ぶり。もちろん週末も予約でいっぱいです。

休暇村南淡路の副支配人:
「予約状況でいきますと、平日に至っては前年に比べて3倍ぐらい増えてきています。少しでもお客様の顔を見ると私たちもホッとするもんですから嬉しく思います」

 実は今、感染を防ぎながら溜まったエネルギーを発散できるとキャンプが注目されているんだそうです。

大阪市から来た子供:
「(家の中は)飽きたな…」

その父親:
「ウイルスもいないし田舎にきたほうが。広いですし、外ですし、風通しもいいし、(隣りのテントと)離れてますし…」

兵庫・尼崎市から来た母親:
「屋内に遊びにいけないので、屋外のちょっと人が少ないところでキャンプのほうがいいかなって」

同・父親:
「ここ区切られたサイトなんで、距離も決まって離れてるんで。今回結構人が多くてビックリしましたね」

 中には、キャンピングカーをレンタルして来た人も。

奈良から来た大学生:
「たまたまキャンピングカーで1泊したいなという話があったんで今回借りました」

 キャンピングカーを貸し出している会社・ジャパンキャンピングカーレンタルセンターによると、前の年の同じ時期と比べ、稼働率が4倍に伸びているんだそうです。


■“見えない敵”を気にする毎日…神頼みも増える

薄田キャスター:
「大阪市内の神社に来ています。この場所で今、あるものが売れているそうなんです」

 製薬会社が立ち並ぶ薬の街、道修町にある少彦名神社。薬の神様が祀られていて、今、多くの参拝客が訪れています。中には製薬会社の人も…。

田村薬品工業 総務部長:
「薬も扱っていますので、1日も早くコロナウイルスの蔓延がおさまりますようにという意味を込めて」

 ここにある新型コロナウイルスの退散を祈願した『健康御守り』が人気を集めています。

巫女:
「新型コロナウイルスの退散を祈願いたしまして、こちらの健康御守りもありますが…?」

参拝客:
「はい。そちらもひとつ…」

群馬県から来た人:
「早くコロナが終息して無事に幸せに過ごせればいいなと思いまして」

 江戸時代、コレラが大阪で流行した時にも、この神社が病除けの薬と御守りを授けたと伝えられています。

少彦名神社 宮司:
「おそらく(国の対策が発表されてから)100個以上は売れているというようなことになっていると思います。お守りを持っていただくことによって自己防衛というような形で、皆さん防御していただきたいなという気持ちです」

 新型コロナウイルス、早く終息しますように…。

全文はソース先で

3/22(日) 6:03 関西テレビ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200322-00010000-kantele-bus_all
https://lpt.c.yimg.jp/amd/20200322-00010000-kantele-000-view.jpg