警察「安易に飛び付かないで」
 新型コロナウイルスの影響でマスクの品薄状態が続く中、熊本県北部の個人宅に、注文した覚えがないマスク約50枚が代金引換で送り付けられていたことが22日分かった。県警荒尾署は「マスク不足だからといって安易に飛び付かないで」と注意を呼び掛けている。

 署によると、マスクが届いたのは21日午後3時半ごろ。数枚ずつ小分けした状態で袋詰めされていた。宛名にはこの家の住民の名が記されており、代金8500円を支払い受け取ったという。送り主の記載はあったが、実在するかは確認できていないという。

 マスクの転売行為は15日から禁止され、違反すれば1年以下の懲役や100万円以下の罰金。送り付けが抵触するかどうか、署は「判断が難しい」としながらも「品質は不明、使用済みかもしれない。届いても受け取りを拒否し、警察や消費生活センターに相談を」と訴えている。(古川努)

3/22(日) 19:17配信
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