昨年7月に青森市滝沢で女子小学生が犬に襲われ重傷を負った事件で、青森署は23日、犬の飼い主の60歳代の農業男(青森市)を過失傷害と狂犬病予防法(無登録)違反、県動物愛護管理条例(係留義務など)違反の疑いで青森地検に書類送検したと発表した。男は狂犬病予防法違反と係留義務を怠ったことは認めているが、犬が女児にけがを負わせたことは否認しているという。

県警の発表によると、昨年7月25日午後4時頃、同市滝沢の路上で、男の飼育する北海道犬(体重約18キロ)が、男が係留義務を怠ったことで首輪が外れ、女児に襲いかかり、脳挫傷など全治6か月の重傷を負わせた疑い。

2020/03/24 12:59
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200324-OYT1T50124/