【モスクワ共同】ロシアのプーチン大統領は25日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて国民向けテレビ演説を行い、4月22日に予定されていた憲法改正案の是非を問う全国投票を延期すると表明した。 

 改憲案には2024年に任期が切れるプーチン氏の続投を最長で36年まで可能とする例外規定のほか、領土の割譲禁止、大統領と政府、議会などの関係を見直す国家権力機構の再編、国民生活水準の改善などが盛り込まれた。

 ロシアの感染者は25日現在で658人。3月18日から5月1日までの外国人の入国禁止など防止策を取っているが、欧州からの帰国者らを中心に感染者が増えている。
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 25日、テレビを通じ演説するプーチン・ロシア大統領(タス=共同)
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