辺野古訴訟、沖縄県の敗訴確定 移設巡る国交相裁決で、最高裁

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、沖縄県による埋め立て承認撤回を取り消した国土交通相の裁決は違法だとして、県が裁決の取り消しを求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第1小法廷(深山卓也裁判長)は26日、県側の上告を棄却した。
 県敗訴とした福岡高裁那覇支部判決が確定した。

 辺野古移設阻止を目指す沖縄県は、法廷闘争を重ねてきたが敗訴が続いている。
 今回も同様の結論で、さらに厳しい状況になりそうだ。

 沖縄県は2018年8月に埋め立て承認を撤回。
 これに対し防衛省沖縄防衛局が審査請求を申し立て、当時の国交相が撤回を取り消す裁決をした。

共同通信 2020年3月26日 15時6分
https://news.livedoor.com/article/detail/18024300/