新型コロナウイルスの世界全体の死者数は、各国政府の発表などを基にした26日午後(日本時間)の読売新聞社のまとめで、2万1759人となった。

1万人を超えた21日未明時点から約5日で倍増した。

イタリアが7503人と最も多く、スペインが4089人、中国が3287人と続いた。感染者数は世界で47万人を上回った。

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は25日の定例記者会見で、「死者数が今後、どれだけ増えるかは我々の行動にかかっている」と述べ、各国に検査や隔離、治療の徹底を促した。

テドロス氏はまた、東京五輪・パラリンピックの延期について、「選手らの健康を守るため、安倍首相と国際オリンピック委員会(IOC)が払った犠牲に感謝する」と評価した。

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