0001砂漠のマスカレード ★
2020/04/05(日) 19:16:18.26ID:Mt0v1u2Q9一方、接客業や建設現場など、人との接触を避けられない業種からは「テレワークしようにも…」と諦めの声が漏れる。
4日昼すぎ、熊本市中央区上通にあるコーヒーショップ。南澤大樹副店長(38)は、客足は減ったものの、訪れた数組の客にコーヒーを出しながら「お客さんのほか、機材のメンテナンスなどもあるので毎日、店に出ている」。
感染者の増加に不安を感じつつも、「生活のためには店を開けないと」と肩を落とす。
同区下通の「スーパーみやはら」は外出自粛を受け、カップ麺などを買い求める客でにぎわった。レジ担当の丸尾由美子さん(59)は「マスクをせずにせきをするお客さんもいて怖いが、誰かがレジを打たなければならないから」。
店側はマスク着用や消毒を徹底しているが、東真志店長(25)は「接客業でできる対策には限界がある。テレワークなどができるのは一部の業種」と話した。
テレワークをしている正社員の割合が約13%にとどまっているという調査結果もある。
大西市長が自宅からテレビ会議に臨んだテレワークでも、画面の中の市長と向き合ったのは市役所に出勤して会議室に集まった職員たちだった。
同市内の病院建設現場では、約30人が基礎の設計作業に汗を流していた。現場主任の男性(44)は「設計技術者や工事作業員、
依頼者らとのやりとりなど、現場で人が集まらなければならない作業ばかりだ」。警備員の男性(28)は「いろんな業種の人が集まり不安だが、対処のしようもない」と諦め顔だった。
生活のために感染リスクを負って働く人は他にも。同市の中心繁華街で客待ちをしていたタクシー運転手、仮屋かよ子さん(58)は
「お客さんを乗せないと生活できない」。客足が遠のき、出勤日が月24日から18日に減った。
「給料が下がる。国の補償もすぐにはもらえないだろう。どうやって生活すればいいのか…」と悲痛な声を上げた。(田中慎太朗、堀江利雅)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200405-00000003-kumanichi-l43
4/5(日) 11:37配信