結構衝撃的な内容です。

高品質なソフトバンクの回線を利用する低価格なデータSIM(WiFi系SIM)が人気を博していましたが、どうやら今後は容量が半減するようです。

コロナの影響でソフトバンクが規制へ。100GBプランの販売を停止
今回の内容はガルマックスでもお馴染みのブランド「Chat-WiFi SIM」さんから正式にガルマックスへ通達頂きました。その内容は以下の通り。

「新型コロナによる、在宅ワークやモバイルルーター普及などで回線の使用量が急に増えた影響で、SoftBank側が規制をかけ100GBの新規販売を停止にし、50GBでしか新規販売ができなくなった」

(原文)

ソフトバンクの回線を利用する低価格なSIMサービスはChat-WiFi SIMだけでなく、様々なブランドで提供されています。

これらのサービスは全て大本のソフトバンクから卸されたSIMを利用しているので、「SoftBank側が規制をかけ100GBの新規販売を停止」は、多くのブランドで同様のSIM販売が停止することを意味しています。

そう言えば、3月中旬頃からこれらの回線を利用するブランドでSIMの在庫切れが相次いでいましたもんね。そういうことか。

容量半減で価格は据え置きになる
ソフトバンクによる100GB新規販売の停止に伴い容量50GBのプランに切り替わるようです。しかしながら仕入れ値の変動により、50GBプランの利用料金は従来の100GBプラン料金相当での提供となるようです。

ちなみに連絡をくれたChat WiFi-SIMでは、50GBの料金は仕入れ値の変動により通常月額が50GB/2,980円になるようです。

既存の100GBプランユーザーはどうなる?
この点も気になったのでChat-WiFi SIMさんに聞いたところ、「既存ユーザーについては引き続き、100GB保証で利用ができる」とのことです。なお、他のブランドからはそのような話が来ていないので、「Chat-WiFi SIMは」ってことを付け加えておきます。

まとめ|ソフトバンク回線を利用する低価格SIMサービスの容量・料金水準が大きく変動することを意味する
Chat-WiFi SIMさんから伝えられた内容ですが、本記事でお伝えした部分は同様のSIMを利用する多くのブランドで影響する内容です。

新型コロナウィルスの影響で回線利用が急激に増えたのは事実だと思いますが、容量半減で料金据え置きの方針に切り替えたソフトバンクは、ユーザーの足元を見た商売をしているな、という印象を強く感じました。

個人的にはソフトバンクの回線を利用した低価格SIMサービス全体のテコ入れを新型コロナウィルスの影響に便乗して行ったという感じが拭えず、今後は50GB/約3,000円水準が標準になるのではないか?とも予測しています。

残念なお知らせとなりましたが、その時々で魅力的なサービスがあればガルマックスで取り上げて紹介するので、情報を見逃さないようにTwitter・Facebookをフォロー頂けると幸いです。

2020年4月11日
https://garumax.com/softbank-100gb-regulation-200411
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