息苦しい。手放せなくなったマスクのせいだけではない。

今回の新型コロナウイルス禍で、安倍晋三政権の対応を批判したり、疑問を呈したりすると
「安倍総理だって頑張っているのに」「国難なんだから批判するな」といった声が湧き起こるのだ。

この現象、一体何なのか?

ご記憶だろうか。安倍首相が突然「国難」という言葉を持ち出し、衆院を解散したのは2017年9月のことだった。
首相自ら「国難突破解散」とネーミングした。

少子・高齢化と北朝鮮ミサイル問題は「国難」で「国難を乗り越えるため、どうしても今、国民の声を聞かなければならない」
(17年9月25日)との説明だった。

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