地蔵堂などを燃やしたとして、愛知県警は、三重県木曽岬町富田子、派遣社員杉浦忍容疑者(34)を建造物等以外放火と器物損壊の疑いで逮捕し、12日発表した。「ライターで火をつけた」と供述し、容疑を認めているという。

 捜査1課によると、杉浦容疑者は7日午後0時40分ごろ、愛知県弥富市前ケ須町の駐車場に建立された地蔵堂に火をつけて全焼させたほか、近くの神社に設置されたこま犬の前掛けなどを燃やした疑いがある。

 愛知県弥富市や飛島村では3〜7日、観音堂などが燃える不審火がほかに7件起きており、県警が関連を調べている。

 愛知県弥富市と飛島村、そして隣接する三重県木曽岬町では、3〜7日に地蔵堂などが燃える不審火が計19件起きていた。地元住民らは「こんな所でなぜ」と不安を募らせていた。

■「罰当たり」憤…
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