感染拡大を防ぐため伊豆市では13日から、宿泊業者と飲食業者に対し「営業の自粛」を要請し協力金を支払うことを発表した。

伊豆市が13日から5月6日まで営業の自粛を要請したのは、市内にある宿泊施設150施設と飲食店300店舗で自粛に応じた事業者に対し協力金を支払う。

協力金は一次支給として宿泊施設に40万円、飲食業者に20万円を支払い、今後、去年の4・5月の売り上げを参考に宿泊施設に最大300万円、飲食業者に最大50万円を支給するとしている。

修善寺温泉や土肥温泉など観光地として知られる伊豆市。県外からウイルスの持ち込みを避けるための方策だ。

伊豆市にある新井旅館では、2月下旬から徐々に宿泊キャンセルが相次ぎ今月は月の半分以上が全館休業になった。

新井旅館では市の方針を受け今後、予約客に対しキャンセルや延期を提案をするという。

また協力金については感謝を示す一方で「旅館によって売り上げや人件費などの率が違っていると思うので、一律という形は不公平感が出るのではないか」と話した。

伊豆市のほかに、御殿場市や西伊豆町でも対象となる事業者に対し補償金を出すなど市町独自の対応が広がっている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200413-00000423-sdt-l22
4/13(月) 19:58配信