0001首都圏の虎 ★
2020/04/18(土) 14:30:10.86ID:mwWKNOW79「特定警戒都道府県」に指定された北海道と京都府。札幌市の狸小路商店街は、買い物客はまばらだった。京都・嵐山の景勝地「渡月橋」の近くにある雑貨店の男性店長(45)は、できる限り店を開けるといい「売り上げは皆無に近いが、家でじっとしているのもつらい」と諦めた様子だった。
新たに宣言対象となった各地でも人影が消えた。奈良市の東大寺は拝観できるものの、参拝客はたまに見掛ける程度。鳥取砂丘(鳥取市)に兵庫県豊岡市から友人二人と車で来た男子大学生(19)は「『三密』ではないし大丈夫かなと思った。この後もドライブを続けるが、店舗には寄らないようにする」と話した。
宮崎市中心部で、乗客を探すため徐行運転していたタクシー運転手の日高徳芳(とくよし)さん(70)は「土曜の朝は、普段なら仕事を終えた飲み屋の人たちがたくさんいるのに。三月から売り上げは半分以下だ」。
佐賀県は十七日に不要不急の外出自粛要請が出た。佐賀市の公園で妻(37)、長男(2つ)と散歩していた江北町の男性会社員(37)は「『密』を避けて人が少ない朝を選んだ」。小学四年の長女(9つ)と一緒に大型商業施設を訪れた女性医師(47)は「本当は出歩かない方がいいんですけど、娘の誕生日プレゼントを買いに来ました」。
いまだ「感染者ゼロ」が続く岩手県。多くの飲食店が集まる盛岡市中心部で通勤途中だった滝沢市の吉田信子さん(60)は「不便だが仕方がない」と理解を示した。
安倍晋三首相は十六日、東京、大阪など七都府県にとどまっていた緊急事態宣言の対象地域を一気に全都道府県に拡大した。
2020年4月18日 夕刊
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