感染拡大 地域の開業医に危機感

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20200419/1050009940.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、神奈川県の開業医の6割以上で
マスクや消毒液などの不足が依然として深刻であることが開業医などでつくる団体の調査でわかりました。
外来の患者が減少し経営が悪化したという声もあり地域医療の担い手も危機感を募らせています。

開業している医師と歯科医師が加盟する神奈川県保険医協会は、感染拡大の
地域医療への影響を調べるため今月アンケート調査を行い500人ほどの医師から回答がありました。
それによりますとマスクや消毒液については「全くない」と「あまりない」があわせて6割以上で、
防護服は「全くない」が7割近くを占めました。

また、先月の診療について8割以上が「外来患者が減った」「保険診療収入が減った」などと答え、
「経営が悪化した」という意見もありました。

このほか「保健所などに連絡してもPCR検査をしてもらえない」として、
患者が感染しているかわからないまま診療を続けることへの不安を訴える意見もあったということです。

神奈川県保険医協会の田辺由紀夫理事長代行は
「第一線の開業医が診療できなくなれば医療全体に影響が出かねないので、
何らかの対策が必要だ」と危機感を募らせています。

04/19 09:46