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サーチャージ3年半ぶりゼロへ
日航とANA、6月から
2020/4/20 17:01 (JST)
©一般社団法人共同通信社



 日本航空は20日、原油価格の急落に伴い、国際線の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を6月発券分から全線でゼロにすると発表した。ANAグループの全日本空輸とエアージャパンも17日に同様の措置を発表。ゼロになるのは2016年4月〜17年1月以来、約3年半ぶり。

 燃油サーチャージは燃料の高騰分の負担を旅客に転嫁する制度で、現在は北米や欧州路線で片道当たり1万500円、ハワイやインドネシアで6千円、中国や台湾で2500円などとなっている。

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、各社は国際線の大幅縮小を進めている。これが続けば、利用者への恩恵は限定的となりそうだ。