障害児に「仮面ライダー」贈り物

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagoya/20200420/3000010264.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

新型コロナウイルスの影響で外出の自粛が求められる中、20日朝、名古屋市の
障害がある子どもたちが通う施設に、「仮面ライダー」を名乗る人物から紙芝居や絵本が届きました。
添えられた手紙には「退屈な時間が少なくなるよう俺たちの気持ちを受け取ってくれ」
などと記されていたということです。

プレゼントが届いたのは、体に重い障害がある子どもたちが通う、名古屋市港区にある福祉施設「ふれ愛名古屋」です。
20日朝、出勤した職員が、玄関先に、「仮面ライダー」の写真が貼られた段ボール箱が
置かれているのに気づき、開けたところ、紙芝居5セットと絵本3冊、リックサックが入っていました。
添えられた手紙には、「妖怪新型コロナに打ち勝つため、世界中の仮面ライダーたちも戦っている。
みんなも外に出られなくて退屈とたたかっていると思う。少しの時間でも
その退屈な時間が少なくなるように、俺たちの気持ちを受け取ってくれ」
などと記されていたということです。

この施設には、たんの吸引など医療的ケアが必要な子どもたちが通っていて、
新型コロナウイルスに感染すれば重症化する恐れがあるため、施設では連日、
緊張した時間が続いているということです。

思わぬ贈りものに、施設の鈴木由夫理事長は「名も名乗らず、温かな気持ちで
贈って頂けたことを本当にうれしく思います。スタッフたちも精神的に
疲れがたまる中、ほっと笑顔になれました」と話していました。

04/20 19:10