就学前の男児に暴行を加えたとして、群馬県警は23日、母親の群馬県高崎市筑縄町、接客業土屋聡美(25)、元交際相手の同市矢中町、自称販売業武藤一貴(27)の両容疑者を暴行容疑で逮捕した。
男児は22日に救急搬送され、翌23日未明に死亡。全身にあざがあり、県警は虐待があったとみて暴行と死亡の因果関係を調べる。

 発表によると、土屋容疑者は2月下旬、武藤容疑者は4月上旬、それぞれの自宅で土屋容疑者の長男翔雅(しゅうが)ちゃん(4)を殴った疑い。土屋容疑者は頭を、武藤容疑者は腹を殴ったという。
2人は容疑を認め、土屋容疑者は「育児ストレスです」と供述している。

 土屋容疑者は22日、翔雅ちゃんを武藤容疑者に預けたが、翔雅ちゃんは午後3時頃、「けいれんしている」との119番で同市内の病院に搬送され、約12時間後に死亡した。

読売新聞

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