緊急事態宣言が出されて2週間が経過した22日、政府の専門家会議が開かれ、「接触8割削減が徹底されていない」として新たな提言が出された。GWの帰省や旅行などの移動によって感染が拡大することが強く懸念されると、「オンライン帰省」や「オンライン飲み会」など10のポイントをまとめている。

 会議後、尾身茂副座長が会見。NHKをはじめニュースなどでその模様が繰り返し流されたが、「ん?」と思ったのがこの発言だ。

「残念ながら3月の連休の頃、私たちの警戒がなんとなく緩んでしまい、都道府県をまたいだ人の流れにより感染が地方に拡大してしまった」

 3月20〜22日の3連休の結果が、今の感染拡大につながっているということだが、「残念ながら」「なんとなく」というのはちょっと違和感がある。

 まるで国民の自覚が足りなかったかのような言い方だが、思い返せば、3月24日に東京五輪の延期が決定するまでは、政府も東京都も外出自粛の要請が控えめだったじゃないか。安倍首相は3月14日の記者会見で「我が国は一定程度持ちこたえている」「卒業式もぜひ実施を」と発言していた。

「今夏の東京五輪は予定通り」と言い続け、国民の警戒を緩めたのは、政府や東京都のせいじゃないのか。


https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/272317
五輪予定通りと…専門家会議「連休に警戒緩んだ」の違和感
公開日:2020/04/23 14:50 更新日:2020/04/23 14:50


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https://www.huffingtonpost.jp/entry/abe-japan_jp_5e6c96c5c5b6747ef11d87c1
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新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正に伴い「緊急事態宣言」を発令するのか注目が集まっていました。


https://www.daily.co.jp/general/2020/03/30/0013233424.shtml
「五輪延期後の東京感染者数急増で疑問」米メディアが問題提 2020.03.30


以上