新型コロナウイルスの感染拡大でさらなる医療態勢の整備が求められるとして、千葉県成田市は、患者の受け入れや治療に当たっている市内の2つの病院に、それぞれ1億円を給付するとした独自の支援策をまとめました。
支援が行われるのは、成田市内にある
▽成田赤十字病院と、
▽国際医療福祉大学成田病院で、
いずれも地域の拠点として新型コロナウイルスの患者の受け入れや治療に当たっています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200423/K10012402251_2004231814_2004231816_01_02.jpg
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200423/K10012402251_2004231814_2004231816_01_03.jpg
市が治療の現状などについて聞き取りを行ったところ、このまま感染者が増え続ければ、患者を治療する病床や、「ECMO」と呼ばれる人工心肺装置などが不足するおそれがあるという訴えがあったということです。
このため市は、医療崩壊を防ぐため、さらなる態勢の整備に取り組んでもらおうと、それぞれの病院に1億円ずつを給付するという独自の支援策をまとめました。
市は、地元の中小企業や子育て世帯への支援も盛り込んだおよそ14億7000万円の補正予算案を、今月28日に開かれる臨時の市議会に提出することにしています。
小泉一成市長は「医療崩壊とともに、これ以上の感染拡大を防いでいく対応が求められる。中心的な役割を担う医療機関を支えていきたい」と話していました。
全文はソースで
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200423/k10012402251000.html