北陸企業が新型コロナウイルス感染症への効果が期待される抗インフルエンザ薬「アビガン」関連の受託生産に相次ぎ参入している。日医工はアビガンの製剤工程を受託し、アビガンを開発した製薬会社を傘下に持つ富士フイルムに供給する。情報システム事業などの三谷産業もグループ会社が原薬生産を始める。

政府はアビガンの備蓄増加を目指しており、日医工は需要が高まるとみて早期に生産を始める。製剤工程を巡っては、ダイトも…

日本経済新聞 2020年4月27日 18:25
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58541780X20C20A4LB0000/