医療 フェイスガード共同開発

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20200427/5080005646.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、医療現場で必要な物資が不足する中、
食品や化粧品の包装資材を製造している佐賀市のメーカーが、佐賀大学医学部附属病院と協力して
医療従事者向けの使い捨てのフェイスシールドを共同開発しました。

使い捨てフェイスシールドを開発したのは食品や化粧品などのパッケージ資材を製造する
佐賀市高木瀬のメーカー「サガシキ」です。
箱の一部が透明になっているケーキや鏡餅のパッケージの技術を生かしました。
製作にあたっては、佐賀大学医学部附属病院の医療従事者の意見を聞きながら開発を進めたということです。

顔面を覆う従来のフェイスシールドは、顔の側面や後頭部、首もとが露出するという課題がありましたが、
この製品は頭全体を覆うようになっています。

メーカーでは佐賀大学医学部附属病院に1000個を寄贈したほか、
都内の病院などにも寄贈する予定だということです。
工場では1日に3万個を生産する態勢で作業を進めています。

「サガシキ」の枝吉宣輝社長は「医療現場で物資が不足している問題を解決したくて開発しました。
医療従事者の安全につながればいい」と話していました。

04/27 17:31