新型コロナウイルスの脅威を過小評価し、世界的な感染拡大を招いたとして批判にさらされている世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長(55)が28日、自身のツイッターで「Solidarity、Solidarity、Solidarity(団結、団結、団結)」とつぶやいたが、コメント欄には「resign、resign、resign(辞任、辞任、辞任)」など反発の声で溢れた。

 同事務局長への批判の声は高まっており、インターネット上の署名サイトではテドロス氏の解任を求める電子署名の数が100万人を突破している。米国のトランプ大統領がWHOが「中国寄り」だとして拠出金の停止を行った。

 同事務局長は16日から時折、「Humanity(思いやり)」、「Unity(結束)」、「Love(愛)」、「Values(価値)」、「Confidence(信頼)」、「Humility(謙虚)」、「Courage(勇気)」、「Perseverance(忍耐)」、「forgive(許し)」と、“一単語”ツイートを行い、人々に協調を求めているが、ただ、108万人のフォロワーを抱える同氏のつぶやきは、現在、投稿の度に“炎上”。風刺画などとともに批判が殺到している。「自分に足りないものをつぶやいているのか?」、「テドロスのPRチームが次の1ツイートをどうするか悩んでいる」、「言葉遊びするな」などの声を世界中から浴びている。

2020.04.28
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