NZの首相が豪州の首脳らの会議に出席するのは、豪州が第2次世界大戦中に「戦時内閣」を設けていた時代以来。アーダーン氏の出席は冒頭部分のみだったが、同氏は出席後の記者会見で「旅行を再開すれば、両国にとって利益になる」と語った。モリソン豪首相は「ほかの世界と再びつながる過程で、最初が両国間になる。ただ、来週にも始まる、という話ではない」と述べた。

 新型ウイルスの感染拡大を防ぐため、両国はともに3月20日から外国人の入国を禁止している。その後の外出規制策も効果を上げ、日ごとの感染者数の増加は最近は豪州で10〜20人ほどにとどまり、NZは5日、2日連続でゼロだった。経済への打撃も考慮して豪州は8日、NZは11日にそれぞれ、規制を一部緩和するかどうかを決める。


ソース(5/6 水 11:00)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200506-00000014-asahi-int