2020.5.6 09:25
https://www.sanspo.com/geino/news/20200506/sot20050609250003-n1.html

米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長は5日、国防総省で記者会見し、新型コロナウイルスが中国湖北省武漢市の
研究所から流出したとの説について「まだ分からない」と述べた。
トランプ大統領が流出説に「自信」を示すなど政権幹部が対中批判を強める中、米軍として慎重に分析する姿勢を示した。
ミリー氏は、新型コロナは人為的に作られたものではないとの見方を強調。
起源が武漢のウイルス研究所なのか市場なのかについては不明で「結論付けるだけの証拠はないが、恐らく意図的に流出
 されたものではないだろう」と語った。
その上で「中国政府が(研究所などへの)調査を受け入れれば、世界が起源を知ることができ、将来の流行を防ぐのに
 役立てられる」と述べ、中国に情報開示を求めた。
トランプ氏は1日、中国の初期対応のミスが大流行につながったと批判し、報復として制裁関税発動の可能性も示唆。
ポンペオ国務長官も同調し、武漢の研究所が起源だとの「多くの証拠がある」と主張した。