官邸と検察の水面下の対立が、全面戦争に発展した。検察庁法の改正で人事に関与しようとする官邸に対し、検察側は河井克行前法務相らへの捜査で牽制。芸能人も続々と法案への反対を表明し、批判の矢面に立った安倍政権は今国会の成立を見送らざるをえなくなった。しかし、仁義なき権力闘争は今でも続いている。その行方は──。

 コロナ禍での検察庁法改正案の審議の是非をめぐり、国会が大揺れだ。自民党幹部がこう話す。

「党内からは正直、コロナに専念すべきだとの声が多い。連立を組む公明党も国会議員に弁護士が多いから、問題視する声が上がっている。その上、支持母体の創価学会も反発している」

 アベノマスクや芸能人とのコラボ動画など、安倍首相が“動く”とすべてが裏目に出る。

「そもそもコロナ対策が遅れたのは、習近平国家主席訪日、東京五輪が理由だった。今もコロナ対策に専念しなければならないのに、検察庁法改正。安倍政権はちぐはぐなんだ。検察から河井氏と妻の案里参院議員の逮捕許諾請求でプレッシャーがあるのかもしれないが、動くと逆効果だ」(前出の自民党幹部)

以降ソースにて
https://dot.asahi.com/wa/2020051900084.html
河井前法相夫妻の逮捕許諾請求へ 官邸vs.検察“仁義なき戦い”
2020.5.20 11:00週刊朝日#安倍政権


関連記事)
http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=9423
安倍首相が逮捕に怯える、河井夫婦公選法違反事件の闇(1・5億円の一部が還流!?)2020/05/15(有料)

https://www.mag2.com/p/news/439975
安倍官邸が「禁じ手」を使ってまで検事総長にしたがる男の正体 2020.02.14

http://mainichibooks.com/sundaymainichi/column/2019/12/01/post-2358.html
安倍首相"史上最長"を可能にした「検察の不正義」2019年12月1日号 サンデー毎日


以上