大阪府の吉村洋文知事は25日、府庁で記者団に対し、新型コロナウイルス対策で再び休業要請する際の独自基準「大阪モデル」の一部を突然変更した理由について「誤解を与えないための措置だ」と釈明した。

 大阪モデルは、新規の感染経路不明者(7日間平均)が前週比で増加か同一など三つの指標と基準を設定。一つでも達すれば、府民に注意を促す「黄信号」になるとしていた。しかし府は23日、ホームページで急きょ変更を公表。不明者数の前週比が基準に達しただけでは黄信号とせず、要請解除が進む現在の緑信号を維持するとの内容だった。

 この指標は不明者数が低水準で推移している時に微増でも基準を超える問題点がある…

会員限定有料記事 毎日新聞2020年5月25日 20時12分(最終更新 5月25日 23時35分)
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