26日朝、新潟県上越市の上信越自動車道で、工事現場の交通誘導をしていた男女2人が、車の中で意識不明の状態で見つかり、その後、女性が死亡しました。警察は積んであったバッテリーから発生した硫化水素による中毒の可能性があるとみて調べています。

現場は、新潟県上越市中郷区の上信越道・上り線です。26日午前6時半ごろ、道路工事の交通誘導をしていた男性から、「同僚が車の中で意識がない」と119番通報がありました。

警察と消防が駆け付けたところ、路肩に止めてあったワゴン車の中から、上越市に住む若井智子さん(34)と、布施信作さん(73)が、意識不明の状態で見つかりました。2人は病院に搬送されましたが、その後、若井さんの死亡が確認されました。布施さんは意識不明のままです。

2人は、25日夕方から26朝まで、高速道路の舗装工事の交通誘導の仕事をしていました。消防によると発見当時、車の中からは異臭がしたという事で、警察は、車の後部に積んであったバッテリーから発生した硫化水素による中毒の可能性があるとみて、原因を調べています。

2020年5月26日 15時56分 日テレNEWS24
https://news.livedoor.com/article/detail/18318173/
https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/1/2/123c9_1110_20200526-151715-1-0004.jpg